イベント

組み込みイベント

定義

解説

E_EVENT_START_UP

システム起動(またはスリープ復帰)時に発生します。イベント引数は EVARG_START_UP_WAKEUP_MASK または(EVARG_START_UP_WAKEUP_MASK | EVARG_START_UP_WAKEUP_ RAMHOLD_MASK) が与えられ、前者はDEEPスリープからの復帰、後者は通常のRAM保持スリープからの復帰を意味します。

E_EVENT_NEW_STATE

状態遷移したときに最初に呼ばれるイベントです。※ システム始動時には呼び出されません(START_UPイベントが発生する)。イベント引数は未定義。

E_EVENT_TICK_TIMER

システムタイマー(4ms)毎に呼び出されます。イベント引数は未定義。※ システム内のモジュール処理が終わった後に呼ばれます。呼び出しはばらつきが発生するため、タイミングを優先したい処理は cbToCoNet_u8HwInt() 中の割り込みハンドラ中の E_AHI_DEVICE_TICK_TIMER に記述します。

E_EVENT_TICK_SECOND

1秒ごとに呼び出されます。イベント引数は未定義。

E_ORDER_INITIALIZE

初期化を促すメッセージとして利用する。

E_ORDER_KICK

開始を促すメッセージとして利用する。

ユーザ定義イベント

ユーザ定義のイベント名を用意する場合は、ToCoNet_EVENT_APP_BASE以降の値を割り振るようにしてください。

typedef enum
{
	E_EVENT_APP_BASE = ToCoNet_EVENT_APP_BASE,
    E_EVENT_TICK_A,
    E_EVENT_SCAN_FINISH,
    E_EVENT_SLAVE_CONF_FAIL,
    E_EVENT_SLEEP_REQUEST
} teEventApp;

enum を 16bit や 8bit に小さくするコンパイルオプションは適用しないでください。

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