Makefile について
ビルド対象のソースコードや諸定義は Makefile に記述します。
PROJNAME
生成ファイル名を決めます。指定が無い場合は ../.. フォルダ名を使用します。
APPSRC
コンパイル対象ファイルを指定します。APPSRC+=test.c のように += 演算子を使用します。
TARGET_TYPE
生成する対象を指定します。TARGET_TYPE = bin を指定した場合は実行形式、TARGET_TYPE = a を指定した場合はライブラリとなります。
TOCONET_DEBUG
1ならスタックのデバッグコードを含めます。出力ファイル名に _TDBG が付記されます。スタックデバッグコードについては、API解説を参照してください。0は含めず、バイナリサイズが若干小さくなります。
CFLAGS
コンパイル時の gcc オプションを追加します。CFLAGS += -DMY_DEBUG のように += 演算子を利用します。最適化オプションなどは事前定義されていますので指定しないようにしてください。
APP_COMMON_SRC_DIR_ADD1 .. 4
ソースおよびヘッダファイルの検索パスを指定します。APP_COMMON_SRC_DIR_ADD1 = ../mydir のようにMakefile のあるフォルダからの相対パスを指定します。
INCFLAGS
インクルードフォルダのみを追加指定したい場合は、INCLFAGS == -I../mydir のように相対パス指定します。
ADDITIONAL_LIBS
追加でリンクしたいライブラリ (.a) を指定します。ADDITIONAL_LIBS += ../mylib.a のように追加します。
ADDITIONAL_OBJS
追加でリンクしたいオブジェクトファイル (.o) を指定します。ADDITIONAL_OBJS += ../myobj.o のように追加します。
LDLIBS
コンパイラ付属ライブラリ (math, sppなど) を指定します。LDLIBS += m のように追加します。この指定では-lmがリンカに渡されます。
LDFLAGS
リンカへの追加オプションです。LDFLAGS += -u dummy のように追加指定します。必要なオプションは事前に定義されています。
OBJDIR_SUFF
オブジェクト格納フォルダ名に設定した文字列を含める。
TARGET_SUFF
ターゲット(.bin)ファイル名に設定した文字列を含める。
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