cbAppColdStart()
解説
cbAppColdStart(bool_t bStart)
は、bStart == FALSE
で最初に呼び出され、その後 bStart == TRUE
で呼び出されます。bStart == TRUE
の節でアプリケーションの初期化処理を行います。
ここで TWELITE NET の重要な初期化 (sToCoNet_AppContext
構造体) を行う必要が有ります。一部の機能はここでしか設定できません。
ToCoNet_Event_Register_State_Machine()
関数にて、ユーザ定義イベント処理関数を登録しています。
この処理の最後で ToCoNet_vMacStart()
関数を呼び出します。
API の手続きとして MAC 層の開始を明示しています。
引数
型 | 名前 | 詳細 |
|
| 起動時に2回呼び出され、最初が |
bStart
FALSE
:マイコンの起動直後で、ペリフェラル等の初期化も行われていない。ここでモジュール登録の ToCoNet_REG_MOD_ALL()
マクロを呼び出す。
TRUE
:TWELITE NET ライブラリやハードウェアAPIの初期化が行わた後、ライブラリの初期化前で呼び出される。ここでは以下の手続きを記述する。
sToCoNet_AppContext
構造体に初期パラメータの設定ToCoNet_Event_Register_State_Machine()
によりステートマシンの登録アプリケーション独自のメモリ領域等の初期化
ハードウェアの初期化
ToCoNet_vMacStart()
によるMAC 層の開始
戻り値
なし
サンプル
最終更新