コマンドラインでのビルド方法
コマンドラインによるビルド方法
VSCode を利用する場合、VSCode 内からコマンドラインが呼び出されていますので、以下の手順については意識する必要はありません。
事前準備
コマンドラインの make ユーティリティが実行できるようにしておいてください。
以下の解説では bash コマンドラインを前提に解説します。
Windows
SDK 添付の BASH (msysによる) を利用します。
{MWSDKインストールフォルダ} にある BASH.CMD をエクプローラから実行してください。Wks_TWELITE ワークスペースをカレントフォルダにした bash コマンドラインが表示されます。ツールチェインへの PATH の TWELITE SDK 向けに設定します。
macOS
コマンドライン (bash) にて、make を実行した時エラーが出る場合は XCode のインストールを行います。
インストール完了後、make を入力して以下のメッセージが出れば OK です。
ビルド
例として Samp_PingPong をビルドしてみます。
最初にビルドプロジェクト Samp_PingPong のビルドフォルダに移動します。
次に clean を実行します。ここでは TWELITE BLUE のビルドで clean を実行する例を挙げます。
make を実行する際には TWELITE=BLUE または TWELITE=RED の指定が必ず必要です。
WARNING が出ますが、これは TWELITE BLUE のビルドであることを明示するためで、問題を指摘しているものではありません。
make を実行せずに Build フォルダをクリーン状態にするには、Build フォルダ中の .bin ファイルと objs_* フォルダを消去します。
clean が終われば、ビルドを実行します。
ビルド実行後 .bin ファイルが出来上がっていれば成功です。ビルドが成功しない場合は、何らかのエラーメッセージが出ています。
中間ファイルは objs_{ARCH} フォルダに格納されます。
最終更新